米Appleはメディア再生ソフトの更新版となる「QuickTime 7.6.9」をMac OS X 10.5.8(Leopard)とWindows向けにリリースした。
同社のセキュリティ情報によると、今回の更新版では計15件の脆弱性を解決した。このうち13件がMac版とWindows版の両方に、残る2件はWindows版のみに存在する。大部分は任意のコードを実行される恐れのある深刻な脆弱性となっており、細工を施した画像や動画などのファイルを使って悪用される可能性がある。
OSは、Mac OS X 10.5.8(Leopard)とWindows 7/Vista/XP SP2以降が対象となる。Mac OS X 10.6(Snow Leopard)では11月10日付で公開された「セキュリティアップデート2010-007」で、これらQuickTimeの脆弱性も解決されていた。
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