米Microsoftは1月11日(日本時間12日)に2件の月例セキュリティ情報を公開し、Windowsに存在する3件の脆弱性に対処する。6日の事前通知で明らかにした。
2件のセキュリティ情報のうち1件は最大深刻度が最も高い「緊急」レベルで、サポート対象の全てのWindowsが対象となる。もう1件は「重要」レベルとなり、Windows Vista向けにリリースされる。
12月に発覚したInternet Explorer(IE)の脆弱性と、1月4日にアドバイザリーを出したWindowsグラフィックスレンダリングエンジンの脆弱性については、修正のための更新プログラムを開発中だが今回の月例には間に合わなかった。IEの脆弱性については特定の標的を狙った攻撃が発生しているといい、Microsoftはアドバイザリーに記載した攻撃回避策を取ってほしいと呼び掛けている。
また、Google研究者はこのほど公開した情報で、これとは別のIEの脆弱性も修正されないまま残っていると指摘している。
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