ITmedia NEWS > 製品動向 >

【MWC 2011】NVIDIA、「Tegra」のクワッドコア版をタブレットに組み込んで披露

» 2011年02月21日 17時06分 公開
[EE Times Japan]

 NVIDIAは、2011年2月14日〜17日の日程でスペインのバルセロナで開催された携帯電話関連の国際展示会「Mobile World Congress 2011(MWC 2011)」で、携帯機器向けプロセッサファミリ「Tegra」の次期バージョンとなるクワッドコア品の動作を披露した。このデモは、同社の競合のクアルコムが次世代プロセッサファミリ「Snapdragon」のクワッドコア品のサンプル出荷を2012年の早期に開始すると発表した次の日に実施された。NVIDIAはこのクワッドコア品のサンプル出荷をすでに始めていると述べており、ライバルのクアルコムを追い抜いた形になった。なお、今回のデモについてはNVIDIAのブログでも詳しく述べられている(当該のエントリーへのリンクはこちら)。

 NIVIDIAは今回、Tegraのクワッドコア品(開発コード名:Kal-El)を、Android OSを搭載したタブレットPCに組み込んだ形で披露した。12コア構成のグラフィックスユニットを集積しており、画素数が最大2560×1600で1440pの映像を扱える他、3Dオーディオにも対応する。→続きを読む

この記事はEETIMESから転載しています。

執筆 Rick Merritt:EE Times (翻訳 青山麻由子、編集 EE Times Japan)


関連キーワード

NVIDIA | Tegra | Android | タブレットPC


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.