University of Michigan(ミシガン大学)の研究チームは、ミリメートル大サイズと極めて小さい「オールインワン・コンピュータ」を開発し、米国のサンフランシスコで開催されている半導体回路技術の国際学会「ISSCC(IEEE International Solid-State Circuits Conference) 2011」(2011年2月20日〜24日)で発表した。1mm3に満たない容積に、マイクロプロセッサの他、電源用の太陽電池から通信用の無線回路に至るまで、単独で動作するコンピュータシステムとして必要なすべての要素を統合したという。こうしたコンピュータの開発は世界初だと同大学は主張する。
同大学は今回、緑内障患者の眼球に埋め込む用途を想定し、ミリメートル大のオールインワン・コンピュータを設計した。同大学の研究チームによると、このコンピュータは他にも、無線センサーネットワークやリモート監視などに使えるという。→続きを読む
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