ホンダのカナダ法人は、一部の顧客情報に不正アクセスがあったことが分かったと明らかにした。
同社の告知によると、不正アクセスされたのは、2009年の時点でホンダのカナダ法人が記録を保持していた顧客の氏名、住所、車両識別番号(VIN)などの情報。少数だがホンダファイナンシャルサービス(HFS)の口座番号も含まれるという。
不正アクセスは、顧客にメールで同社サイトへの登録を呼び掛けた2009年のキャンペーンに関連して発生したという。このメールを送信したのは2009年だが、不正アクセスは最近発生したと同社は説明。発覚後は直ちに再発防止の措置を取ったとしている。
同社は個人情報が流出した可能性のある顧客に郵便で連絡を取るとともに、5月16日にフリーダイヤルの相談窓口を設置してこの問題に関する問い合わせの受け付けを開始した。不正アクセスを受けた日や発覚した日などについては明らかにしていない。
なお、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、免許証番号といった、通常のなりすましに使われるような情報は流出していないと同社は強調している。
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