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Adobe Flash BuilderがiOSとBlackBerryに対応

» 2011年06月21日 12時56分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Adobe Systemsは6月20日(現地時間)、FlashのSWFファイルやAdobe AIRアプリを開発するIDE(統合開発環境)の「Flash Builder 4.5」および「Flex 4.5」を、米AppleのiOSとカナダのResearch In Motion(RIM)のBlackBerryに対応させたと発表した。4月の発表時には米GoogleのAndroidにのみ対応していたが、6月にこれらにも対応させると予告していた。

 このアップデートにより、開発者は「Android Market」「App Store」「BlackBerry App World」向けのモバイルアプリを、共通のソースコードを使って1つのツールで製作できるようになった。

 日本での販売価格は、Standard Editionが3万1500円(アップグレード版は7875円)から、Standard EditionにテストツールとAdobe ColdFusion Builderのライセンスを追加したPremium Editionが8万9250円(アップブレード版は6405円)から。

 iOSはFlashに対応していないが、Appleは昨年9月に開発者規約を変更し、サードパーティーの開発ツールを使ってのiOS向けアプリ構築を認めた。なお、Adobeは3月、FlashをHTML5に変換するツール「Wallaby」をAdobe Labsからリリースしている。

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