米Microsoft傘下のSkypeは10月26日(現地時間)、Skypeの機能をデスクトップアプリケーションに組み込める開発ツール「SkypeKit 4.02」の開発者プレビュー版を公開した。開発者プログラムに加入すれば、Skype DeveloperのサイトからSDKをダウンロードできる。10ドルのダウンロード料が掛かる。
Skypeは6月に、家電メーカー向けにSkypeKitの提供を開始したが、アプリ開発者からのリクエストが多かったため、提供範囲を拡大したという。
開発者は、「SkypKit for Desktop」または「Skype Desktop API」を利用して、Windows、Mac、LinuxのデスクトップアプリにSkypeのビデオチャットやインスタントメッセージングなどの機能を組み込める。
Skypeはまた、8月に立ち上げた「App Directory」を本格的なアプリストアにシフトした。立ち上げ時はディレクトリ機能のみで、実際のアプリダウンロードは開発元のサイトからになっていたが、開発者向けのアプリ公開ページの提供を開始した。現在約30本のアプリが登録されている。開発者は、登録ページからアプリを登録できる。有料アプリの場合は、Skypeが売り上げの30%を徴収する。
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