富士通は11月14日、理化学研究所と共同で開発している京速コンピュータ「京(けい)」がスーパーコンピュータの速度を認定する第38回TOP500リストにおいて世界最高速を記録したと発表した。前回に引き続き、2期連続の1位獲得だ。
TOP500におけるベンチマークプログラム「LINPACK」が示した京の演算回数は1万510テラフロップスで、その実行効率93.2%。2位を記録した中国の天河1A号は2566テラフロップスであるため、演算回数で約4倍の差を付けての首位となった。
スパコン「京」が“京速”達成、LINPACK性能で10.51ぺタフロップスを記録
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「京」がTop 500のトップに、7年ぶりスパコン世界1位の座を奪還Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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