先週は、掲示板サイト「2ちゃんねる」がいわゆる「まとめサイト」の大手5サイトに対し、名指しで転載を禁止する警告文を掲載したことが話題になった。この余波は現在までも続いており、9日には自民党の片山さつき参院議員が自身のTwitterアカウントで(転載を禁じられたサイトの1つである)「ハム速を守ろう!」などとツイートし、物議をかもしている。
ところで今夜は米Appleの年次開発者会議「WWDC 2012」が、日本時間の12日午前2時にスタートする。Retinaディスプレイ対応の新Macや次期モバイルOSなどさまざまな発表が予測される中、ITmedia ニュースのこれまでの記事から気になるうわさを“まとめ”てみた。
米ブログメディアの9to5Macや米Bloombergは5月、15インチの新「MacBook Pro」がWWDCで発表されると報じている。これらの報道によれば、新MacBook Proは15インチのRetinaディスプレイを採用し、厚さが現行モデルの2.41センチより薄くなるという(関連記事)。
9to5Macは5月、Appleが次期モバイルOS(9to5Macでは「iOS 6」と呼んでいる)でGoogle Mapsの採用をやめ、自社開発の独自地図アプリを搭載すると報じている(関連記事)。
台湾のニュースメディアDIGITIMESは5月、Appleが7インチのiPadを7月に、次期iPhoneを9月に発売すると伝えている(関連記事)。またロイターによれば、次期iPhoneのディスプレイは対角線の長さが4インチになる見込みだという(現在は3.5インチ)。
Appleのティム・クックCEOは、5月に開かれた米Wall Street Journalの年次カンファレンス「D10 Conference」で、米Facebookとの関係について「彼らとはこれまで以上の協力ができると思う。このことについては楽しみにしていてほしい」と語っている(関連記事)。
このほかWWDC 2012では、2月に発表した次期OS「OS X Mountain Lion」の詳細が明らかになるなどのうわさもある。果たしてうわさの真相は?――基調講演に期待したい。
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