米Amazon.comは10月24日、電子書籍リーダー「Kindle」とタブレット「Kindle Fire」を日本で11月から順次発売すると発表し、予約受付を始めた。電子書籍ストア「Kindleストア」も発表、5万冊超の日本語書籍をそろえた。
Amazon.co.jpトップページにジェフ・ベゾスCEOの「この度、ついに日本のお客様にそのKindleの最新版をご紹介できることになりました」といったメッセージを掲載している。
発売するのは電子書籍リーダー「Kidle Paperwhite」とタブレット「Kindle Fire HD」「Kindle Fire」の3機種。
Kindle Paperwhiteは11月19日発売で8480円、3Gモデルは国内無料3G接続付きで1万2980円。高コントラストなタッチ操作対応電子ペーパーとフロントライトの搭載で寝室などでも読書がしやすく、バッテリー駆動時間は最大8週間。「丁寧に作りこんだ日本語フォントがくっきりと、自然に表示されます」という。重さは213グラム。
Kindle Fire HDは12月19日発売。16Gバイトモデルが1万5800円、32Gバイトモデルが1万9800円。7インチ1280×800ピクセルのディスプレイを搭載するタブレットで、近く国内向けAmazon Android アプリストアもオープンする予定。
Kindle Fireは12月19日発売、8Gバイトの1モデルで、1万2800円。7インチ1024×600ピクセル(169ppi)のタッチ対応ディスプレイと1.2GHz駆動のプロセッサ、1GバイトRAM、8Gバイトフラッシュメモリを搭載する。
ベゾスCEOは「Kindle Fire HDとKindle Paperwhiteは抜群のハードウェアを搭載しています──これ以上良いものはありません。ただ、私たちが本当に知って欲しいのは、Kindleはサービスでもあるという事です」として、初期設定不要ですぐに使えること、コンテンツをワイヤレスで購入・ダウンロードできることを強調している。
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