米Hewlett-Packard(HP)は2月24日(現地時間)、同社初のAndroid搭載タブレット「HP Slate 7」を発表した。4月に米国で発売する計画。価格は169ドルと米Googleの「Nexus 7」(8Gバイトモデルが199ドル)より安く、エントリーモデルになっている。
同社は2011年にwebOS搭載タブレット「TouchPad」でタブレット市場に参入したが、その後webOS事業を打ち切った。エンタープライズ向けには米MicrosoftのWindows 7搭載タブレット「Slate 2」、Windows 8搭載タブレット「HP ElitePad 900」を販売しており、コンシューマー向けにはAndroid端末を、ビジネス向けにはWindows 8搭載のハイエンド端末を提供していく方針のようだ。
Nexus 7とスペックを比較するとCPU(Nexus 7は1.2GHzクアッドコア)も画面解像度(Nexus 7は1280×800ピクセルの216ppi)も劣るが、microSDスロットを備え、HPのクラウド印刷サービスePrintに対応し、同社のPCで採用している米Beats Electronicsのサウンドシステム「Beats Audio」を搭載する。色は銀と赤の2色。
主なスペックは以下の通り。
機種名 | HP Slate 7 |
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OS | Android 4.1(コードネーム:Jelly Bean) |
CPU | ARM Cortex-A9(1.6GHzデュアルコア) |
サイズ | 197×116×10.7ミリ |
重さ | 約369グラム |
バッテリー容量 | ? |
メインカメラ | 300万画素 |
インカメラ | 30万画素 |
RAM | 1Gバイト |
ストレージ | 8Gバイト |
外部メモリ | microSDHC |
ディスプレイ | 7インチ(1024×600、170ppi) |
ネットワーク | Wi-Fi、Bluetooth |
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