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Microsoft、9件の月例セキュリティ情報公開を予告

» 2013年04月05日 07時15分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは9件の月例セキュリティ情報を4月9日(日本時間10日)に公開する。Internet Explorer(IE)やWindowsの深刻な脆弱性に対処予定。4日の事前通知で明らかにした。

 9件の月例セキュリティ情報のうち、深刻度が最も高い「緊急」は2件ある。このうちIEの更新プログラムで対処予定の脆弱性は、Windows 8/RT版のIE 10も含めてクライアント版のIE全バージョンが極めて深刻な影響を受ける。IEは3月に開かれたハッキングコンペ「Pwn2Own」で発覚した脆弱性がまだ未解決になっており、この問題に対処するとみられる。

 もう1件の緊急レベルのセキュリティ情報はWindowsが対象で、Windows 7までのクライアント版Windowsが特に深刻な影響を受ける。

 残る7件のセキュリティ情報はいずれも深刻度「重要」レベル。Office(InfoPathとWeb Apps 2010)、Windows、サーバソフト、セキュリティソフトのWindows Defender(Windows 8とWindows RT向け)に存在するサービス妨害(DoS)や特権昇格の脆弱性に対処を予定している。

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