家電量販店大手のビックカメラは東京港区の東京メトロ 赤坂見附駅に大型店舗「ビックカメラ赤坂見附店」を6月7日にオープンする。オフィス街という地域特性を生かし、「ビジネスパーソンのオンとオフ」のサポートをうたう。
新店舗は東京メトロ赤坂見附の駅ビル「ベルビー赤坂」の全フロア(地下1階から地上9階)を使用、ビックカメラ池袋本店に匹敵する約6000平方メートルの売り場では、カメラや家電からパソコン、スポーツ用品、薬、ゲームなどを販売する。
所在地が永田町にもほど近いビジネス街でもあることから、パソコンやFAXといったOA機器や関連するサプライ用品、文房具、最近利用の目立つタブレットといったビジネス用品を売り場の中心とするほか、ビジネスパーソンに需要を見込める医薬品や身だしなみ品、健康グッズ、ゴルフクラブなどオフタイム用品にも注力した売り場構成となっている。
商品展示については「商品の比較・体感」をポイントとし、テレビやオーディオであれば試聴、カメラであれば交換レンズの試写、ゴルフ売り場であれば試打室(ドライバー、パター)、掃除機であればカーペット敷きの体験コーナーと実際に試用するコーナーを多く用意する。
東京都心部の大型家電量販店の出店状況を見ると、山手線内側のエリアは空白のエリア。勤務地の近くに出店することで、「新宿や渋谷など山手線ターミナル駅へ行かなくとも、勤め帰りにお買い物を楽しんで頂ける。またオンタイムの需要についても勤務地から近いことは大きなメリットになるはず」(同社)と赤坂見附への出店の狙いを語る。
また、東京メトロ赤坂見附駅の改札からわずか10メートル足らずで入り口にたどり着くアクセスの良さも自慢。「駅ナカ」とまではいかないが、「駅ビック」とのキーワードを打ち出し、立ち寄りやすい店舗であることをアピールしている。
近隣店舗との関係性も重視。同社「ビックポイントカード」を提示することで、赤坂見附近隣の飲食店を始めとした約20店舗で、割引などのサービスを受けられる優待制度も開始する。
ビックカメラ赤坂見附店は6月7日オープン。営業時間は午前10時から午後10時まで。
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