米Appleが今年10〜12月期に発売すると予測される新iPad miniの量産開始に向けてサプライヤーと準備を進めており、新iPad miniは高解像度なRetinaディスプレイを搭載すると、Wall Street Journalが台北発で関係者の話として伝えた。
新iPad miniは現行モデルと同様7.9インチディスプレイを搭載するが、高解像度化したRetinaディスプレイを搭載するという。具体的なピクセル数は明らかになっていない。現行モデルのディスプレイ解像度は1024×768ピクセル(163ppi)。また新iPad miniでは複数カラーのバックカバーを検討しているという。
新iPad miniが採用するRetinaディスプレイは、シャープ、韓国LG Displayに加え韓国Samsung Displayのパネルも採用する見通しだといい、Appleは最大のライバルとの関係縮小は難しいようだと報じている。
一方、9to5Macは、開発者向けにiOS7のSDKに、より高速なプロセッサを搭載するもののRetinaディスプレイを採用していないiPad miniのリファレンスが含まれていたとしている。
ただ、米Googleが発表したNexus 7の新モデルは7インチ1920×1200ピクセル(323ppi)の高精細ディスプレイを採用しており、対抗上iPad miniもRetinaディスプレイを搭載するのでは、という期待も大きい。
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