米Appleは9月10日(現地時間)、次期モバイルOS「iOS 7」を9月18日に公開すると発表した。アップデートできる現行端末は以下の画像の通りだ。
iPhone 4とiPad 2以外は、9月18日にダウンロードできる(この2機種の具体的なアップデート期日はまだ不明)。
iOS 7は同日発表された「iPhone 5s」に搭載される64ビットの新プロセッサ「A7」に最適化されているが、もちろん32ビット互換だ。2010年発売のiPhone 4もサポートするのはかなり良心的だが、当然利用できない機能もある。
AppleのiOS 7のページで明らかにしている、機種によって利用できないiOS 7の機能をまとめてみた。表では利用できる機能に○が付いている。iPad 2は全滅だが、この表にあるもの以外の新機能は使えるということだ。なお、表中の「iPod touch」は「iPod touch 第5世代」のことだ。
モデル名 | iPhone 4 | iPhone 4S | iPhone 5 | iPad 2 | iPad mini | iPad Retinaディスプレイモデル | iPod touch |
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パノラマフォーマット | ○ | ○ | ○ | ||||
スクエアとビデオのフォーマット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
スワイプ撮影 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
カメラのフィルタ | ○ | ○ | |||||
写真のフィルタ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
AirDrop(要iCloud) | ○ | ○ | (第4世代は○) | ○ | |||
Siri | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
また、iOS 7では従来有料だったiWork、iPhoto、iMovieが無料になるが、これらを無料でダウンロードできるのは、2013年9月1日以降にアクティベートした端末のみだ。
なお、日本では、(少なくとも公開時点では) 新しいストリーミング音楽サービス「iTunes Radio」は提供されない。この他、Appleの「iOS 7で利用できる機能」ページによると、以下の機能も利用できない。
変更履歴:パノラマフォーマットがiPhone 4Sに非対応としていましたが、対応します。お詫びして訂正します。[2013/9/11 8:00]
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