米LogMeInは1月21日(現地時間)、リモートアクセスツール「LogMeIn」の無料版「LogMeIn Free」の提供を終了した。既存ユーザーに対しては有料版への移行を促す7日間の猶予期間を設けているが、突然の無料版終了に国内外のユーザーからは戸惑いの声も上がっている。
LogMeInは、専用ソフトをインストールしたPCやMac、スマートフォン、タブレット端末同士でリモート操作を可能にするサービス。日本向けサービスも展開しており、2012年2月に日本で開いた説明会では「日本の個人ユーザー向けにも今後2〜3年で100〜200万ダウンロードを目指す」としていた。
無料版の既存ユーザーは、1月21日以降に最初にログインした時から7日間だけリモートアクセスが可能。それを過ぎると利用できなくなるため、猶予期間中に有料版の「LogMeIn Pro」に移行してほしい――としている。
同社は無料版終了の理由について「ユーザーからのニーズの増加に対応するため」としつつ、「今後は有料での提供となり、今日の市場において最高クラスのデスクトップクラウドおよびモバイルアクセス環境が実現すると期待している」と述べている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR