米Adobe SystemsがFlash Playerの更新版を公開したことを受け、Appleは7月10日、OS X上で古いバージョンのFlashプラグインを遮断する措置を取ったことを明らかにした。
Web上ではFlashやJavaなどのプラグインを介した攻撃が横行しており、Appleは2013年から、Javaプラグインの古いバージョンを遮断する仕組みを導入。Flashについても同様の措置を講じた。
Flash Playerの最新バージョンは14.0.0.145と13.0.0.231。これより古いバージョンのFlashプラグインを使っている場合、SafariでFlashコンテンツを表示しようとすると「Flashが古くなっています」という内容のアラートが出て、更新を促される。
この画面で「Flashのダウンロード」ボタンをクリックすると、Adobeのインストール画面につながってFlash最新版をダウンロードできる。
もし古いバージョンのFlashを使い続ける必要がある場合、Safari 6.1以降では、プラグイン管理の仕組みを使ってWebサイトごとにプラグインの有効/無効を設定することもできる。
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