――今回お話をうかがうにあたってITmedia ニュースでよく読まれたTwitter関連の記事を調べていたのですが、昨年8月の「天空の城ラピュタ」のテレビ放送の際「バルス」で秒間ツイート数記録を大幅更新した件は読者の皆さんの反応がすごかったです。
丹羽善将さん:おお、もう1年以上前ですよね。「バルス」はTwitter全体にとって“特別なイベント”です。
――過去最高を大幅に更新した新記録を翌日に発表してもらうために金曜夜に本社スタッフの皆さんに頑張っていただいたとのことでした。
丹羽さん:金曜ロードショーで「ラピュタ」を放送するのは2年に1回なんですよね。僕はこちらに来てから3回経験しているんですけど、回を重ねる度に数字的な意味でも社内での認知の意味でもインパクトが上がってるのを感じます。何度「バルス」について英語で説明したか分かりません、「こういう話のアニメで、ラストにこういうシーンがあって、これは“マジカルワード”で……」って(笑)。
――社をあげた公認イベント! 「突然日本からのツイート数がヤバいぞ!」みたいな感じではもうないんですね。
丹羽さん:放送に合わせて何か特別な対策をしているわけではないんですが、これだけの数字に耐えられるインフラを作っているという成果がはっきり表れるので開発サイドとしては達成感があります。
あとは、同じ時間に同じテレビ番組を楽しみながら一緒に盛り上がるという現象自体がTwitterの楽しみ方の提案として意味があるものと捉えています。楽しんでいただいた結果、サービス側としてはほぼDDoS攻撃にもなるという現実も改めて噛み締めながら……負けないように頑張ります。
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