ソニーは11月17日、高速オートフォーカスと4K動画のHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影に対応した1/2.4インチ有効2100万画素のスマートフォン向けCMOSイメージセンサーExmor RS「IMX230」を商品化したと発表した。来年4月から順次出荷する。サンプル価格は2100円(税別)。
動きの速い被写体へのフォーカス追従性に優れた「像面位相差AF信号処理機能」をスマートフォン向けのCMOSセンサーとして業界で初めて搭載した。イメージセンサーの画面に「像面位相差AF」専用画素を離散的に埋め込み、専用画素から得た情報を基に被写体までの距離やフォーカスを合わせるためのレンズ位置を計算する。
HDR機能では逆光など明暗差が大きなシーンで、ハイライトからシャドーまで階調豊かに表現でき、新たに4K動画撮影や高解像度の静止画に対応した。
Exmor RSは、同社独自の積層型構造を採用し高画質化・高機能化・小型化を両立したCMOSイメージセンサーで、2012年に初めて商品化した。
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