動画配信サービスの米Huluは4月29日(現地時間)、ニューヨークで開催のプレスイベントで、同サービスの会員数が1年で50%増加し、約900万人になったと発表した。広告が表示されない有料サービス「Hulu Plus」の会員数は600万人超という。
第1四半期(1〜3月)の総ストリーミング量は前年同期より77%増で、1人当たりの視聴時間は30%増だった。
同社はまた、現在PCでのみ提供している広告付きの無料ストリーミングサービスの一部を、今夏からモバイル端末でも可能にすると発表した(日本でも提供するかどうかは不明)。
さらに、新たな広告機能として、ユーザーが実際に視聴している端末の画面サイズに合わせて表示する動画広告「Cross Platform Interactive ads」や360度視点を変えて表示できる「Hulu 360 Ad」も発表した。
昨年4月の米Qwiltの調査によると、米動画配信サービスのストリーミング回数でのランキングで、HuluはNetflix、Google傘下のYouTube、Amazonの「Prime Instant Video」に次ぐ4位だった。
なお、今秋に日本でも利用できるようになる予定の米Netflixの会員数は5700万人以上と発表されている。
hulu 360 ads from Ryan Whitehead on Vimeo.
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