ITmedia NEWS > STUDIO >

Google、「Webmaster Tools」を「Search Console」に名称変更

» 2015年05月22日 12時05分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは5月21日(現地時間)、Google検索結果でのWebサイトのパフォーマンスを監視、管理するための無料ツール「Webmaster Tools」の名称を「Search Console」に変更したと発表した。ツールのページも既に表示が変わっている。

 web 1 新しいロゴ

 ユーザーインタフェースや機能は変わっていない。

 Googleは名称変更の理由を、このツールのユーザーを調べたところ、愛用してくれているのは趣味で使っていたり、SEOのエキスパートだったり、デザイナーやアプリ開発者だったりとWebマスター以外の人々が多かったからとしている。名称に「Webマスター」と付いていることで、潜在的なユーザーに尻込みさせることを避けたかったとも。

 Search Consoleのヘルプでは、対象ユーザーは「ジェネラリストからスペシャリストまで、初心者からベテランまで、どなたにも」となっている。

 Webmaster Toolsは2005年6月にβ版がリリースされた「Google Sitemaps」が基になっている。2006年8月の「Webmaster Central」開設の際、Webmaster Toolsになった。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.