米Appleの「Apple Watch」がようやく潤沢になってきた中、米9TO5Macが早くも次期モデルについて予測した。
いずれも複数の情報筋の話に基づくもので、Apple Watch 2(仮称)よりも先のモデルで実現される可能性もあるとしている。
ビデオカメラがベゼル上部に搭載され、同社のビデオチャットサービス「FaceTime」で利用できるようになるという。
FaceTimeの音声のみの通話は、今秋に予定されている「watchOS 2」で可能になる見込みだ。
かつて韓国Samsung Electronicsがカメラ付きスマートウォッチを発売したが、これは撮影目的で、しかも後継モデルには搭載されなかった。
現行モデルはほとんどの操作でiPhoneとの連係が必要だが、次期モデルには新しいWi-Fiチップが搭載され、メールやテキストメッセージなどのコミュニケーションツールは独立したまま利用できるようになるという。
また、Macや他のiOS端末からなくしたiOS端末の位置を検出する「iPhoneを探す」のApple Watch版が可能になるとしている。
現在のSport、無印、Editionの3モデルに加え、価格が無印とEditionの間の新モデルが追加されるという。バンドあるいは本体の素材がチタン、タングステン、パラジウム、プラチナなどになるのではないかと9TO5Macは予想している。
なお、バッテリーについてはAppleはユーザーへのアンケートの結果、夜間に充電すれは問題ないとユーザーの多くが感じているという結論に達し、(現行より持続時間を伸ばすのではなく)新機能を追加しても現状を維持することにしたという。watchOS 2では、充電中に目覚まし時計代わりに使える「ナイトスタンド」モードが使えるようになる。
次期Apple Watchの発売時期については、9TO5Macは来年になるとみている。
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