初のTizenスマートフォン「Samsung Z1」を今年2月に発売した韓国Samsung Electronicsは現在、新たなTizen搭載端末をいくつか開発中のようだ。Z1の後継機「Z3」とみられる写真が韓国のWebサイトTizen Cafeに投稿されている。
Z3は、4インチディスプレイ(800×480ピクセル)を搭載していた前機種から5インチに大型化し、より解像度の高いHD Super AMOLEDディスプレイを搭載すると予想されている。OSは出荷時にTizen 2.4を備えるとみられているが、写真では3.0が動作している様子が分かる。おそらく発売後間もなく3.0のアップデートが配布されるのだろう。
CPUはクアッドコアのSpreadtrum SC7730S(1.3GHz)で、1.5Gバイトメモリと8Gバイトストレージを搭載し、microSDカードの利用も可能という。メインカメラは800万画素(オートフォーカス、LEDフラッシュ、動画撮影機能付き)で、インカメラは500万画素。バッテリー容量は2600mAhとのことだ。
Z3の名前はインドの輸出入品データベース「Zauba」で確認されており、近いうちにインドで低価格スマートフォンとして発表されると見込まれる。Samsungは自社が推進するTizenの普及のため、まずはインドなどで多くのユーザーを囲い込みたいと考えているのだろう。
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