韓国Samsung Electronicsは6月2日、初のTizenスマートフォン「Smasung Z」を発表した。Tizen Projectが3日からサンフランシスコで開催する開発者会議「Tizen Developer Conference(TDC)」で披露する計画だ。
Samsung Zは「Samsungの最新のハイエンド端末の品質と技術をTizenのプラットフォームに最適化したもの」という。Tizenの優れたメモリ管理性能により、起動も迅速でマルチタスクも可能、3Dグラフィックスにも対応し、Webブラウジングのレンダリングも滑らかだとしている。
プロセッサは2.3GHzクアッドコアで指紋認証機能も搭載するが、ディスプレイは4.8インチ(1280×720)、メインカメラは800万画素とスペック的にはハイエンドとは言い切れない。
心拍センサーを搭載し、GALAXY S5でお馴染みの健康管理ツール「S Health」がプリインストールされている。Bluetoothもサポートするので、Tizen搭載スマートウォッチ「Gear」とも連係しそうだ。
まずはロシアで第3四半期(7〜9月)に発売し、販売地域を拡大していくとしている。発売までにTizenのアプリストア「Tizen Store」にサードパーティー製を含む幾つかのアプリがそろう模様だ。
機種名 | Samsung Z |
---|---|
OS | Tizen 2.2.1 |
ディスプレイ | 4.8インチ HD Super AMOLED(1280×720) |
CPU | 2.3GHzクアッドコア) |
RAM | 2Gバイト |
ストレージ | 16Gバイト |
外部メモリ | microSD(最大64Gバイト) |
メインカメラ | 800万画素 |
インカメラ | 210万画素 |
サイズ | 138.2×69.8×8.5ミリ |
重さ | 136グラム |
バッテリー容量 | 2600mAh |
ネットワーク | LTE対応 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR