ソニーは9月8日、新型のハイレゾ対応ウォークマン「NW-ZX100」を10月10日に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は6万7000円前後。
フラッグシップモデル「ZX」シリーズの新機種。初代「ZX1」を一新したという位置付けで、高音質化を追求しながら価格面や携帯性のバランスを重視した。
上位機種「NW-ZX2」と比べ、サイズは約70%、重さは約60%に抑えた。バッテリー性能も向上し、ハイレゾ再生時では約45時間と従来比2.8倍の連続再生を可能にした。
本体は、アルミ素材を削り出したフレームにシャーシを一体化した構造を採用。背面のシャーシには銅メッキ・金メッキを施したステンレス鋼板を使用し、オーディオ基板との接触抵抗を最小化することで、クリアな低音を実現したという。アンプ部分も、従来機種に比べ高品質なはんだを使用し、高音質化を追求した。
基板部分には、基板同士を重ねる時に開ける穴(ビア)を銅メッキで埋める「フィルドビア構造」を採用。音声信号の伝達をスムーズにし、よりクリアな高音を目指したという。
対応フォーマットはMP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/FLAC/リニアPCM(最大192kHz/24bit)/AAC/HE-AAC/Apple Lossless/AIFF/DSD(2.8MHz/5.6MHz)。
サイズは約54.4(幅)×約120.1(高さ)×約15.4(奥行き)ミリ、重さ約145グラム。
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