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浦島太郎のような思いやりをWeekly Access Top10

» 2015年11月30日 19時41分 公開
[片渕陽平ITmedia]

 注目の記事は「現代の浦島物語?――JR西日本、“カメ救助装置”で事故と遅延を防止」。

 なんとハートウォーミングなニュースでしょう……! 殺伐とした記事が並ぶ中で、心温まるトピックでした。須磨海浜水族園の担当者さんの「なんとなくさわやかな気持ちになった」とのコメントも、笑顔になれますね。

 よく似た話で、国土交通省が「新技術」として認可した「ハイダセール」という側溝があるようです。一般的な側溝は、両側が垂直になっているために、小動物が落ちると脱出できず、死んでしまいます。ハイダセールは、溝の片側にスロープ(坂道)をつけることで、カエルやカメが落下しても“はいだせ〜る”というもの。ゴルフ場や林道など、小動物が多い地域を中心に普及しているそうです。

photo ハイダセールから脱出するカメ。国土交通省のサイトより

 どちらもシンプルなアイデアですが、浦島太郎のような“思いやり”の大切さを、再認識させられたニュースでした。

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