米Googleが、高速インターネットサービス提供のためのドローンのテスト飛行を実施中であると、英Guardianが1月29日(現地時間)、入手した関連文書に基いて報じた。
Googleは米ニューメキシコ州にある民間宇宙船専用空港Spaceport Americaで、第5世代移動通信方式(5G)の送受信機を搭載した太陽電池式ドローンのテスト飛行を実施しているという。
同社は昨年夏に「SkyBender」(コード名)プロジェクトの下でこの送受信機を開発したという。ドローンは、Googleが2014年に買収したTitan Aerospaceが製造した。SkyBenderは、新興国でのインターネット接続環境提供を目的とする気球式インターネット網プロジェクト「Project Loon」の一部という。
ネット接続環境提供のためのドローンは、米Facebookも開発中だ。同社のマーク・ザッカーバーグCEOは7日、昨年7月に披露したインターネット接続用ドローン「Aquila」のテスト飛行を間もなく実施すると語った。
Googleが申請の新ドローン2機種、米連邦航空局が承認
Google、Facebookが交渉していたドローン企業Titanを買収
Google X、“気球式インターネット網”プロジェクト「Project Loon」を発表
Facebookの2016年は未来技術(VR、AI、Internet.org)元年、とザッカーバーグCEO
「ドローンは(Googleの)気球よりネット網向き」とザッカーバーグCEOCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR