米Microsoftは2月17日(現地時間)、これまでプレビュー版として提供してきたメールサービス「Outlook.com」を正式版にアップグレードしたと発表した。
既存のOutlook.comユーザーは向こう数週間中に自動的に正式版に移行し、新機能を利用できるようになる見込みだ。
Outlook.comは、Microsoftが2012年7月、それまでデスクトップのメールクライアントだったOutlookを、米GoogleのGmailのようなWebメールにし、Hotmailなども統合するために立ち上げたサービス。
2013年5月にHotmailなどからのOutlook.comへの移行は完了したが、これまでプレビュー版として提供してきた。
このアップデートで、これまでOffice 365版で提供してきたアドイン機能やFacebookの「いいね!」のようなメンション機能が利用できるようになる。また、「Office Online」で先行したSkypeの統合も実施される。
さらに、米GIFコミュニティーにGIPHYとの提携で、GIPHYのライブラリにあるGIFアニメをメールに貼り付けられるようになる。この機能は、UberやEvernoeと同様にOffice Storeからアドインとしてダウンロード・インストールして利用できる。
GIPHYのGIFアニメ機能は、同日Twitterも発表した。
米Googleは同日、Android版Gmailアプリに追加したMicrosoftアカウントのメールでGmailの各種機能を利用できるようにしたと発表した。
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