米Appleは2017年に5.8インチのAMOLED(アクティブマトリックス方式有機EL)ディスプレイ搭載iPhoneを発売する──。Apple製品予測で定評のある台湾KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏のこのような予測を、米AppleInsider他、複数のメディアが3月27日(現地時間)に伝えた。
同氏によると、2017年のiPhoneのラインアップのボディはガラス製で、ディスプレイも背面もカーブしたものになるという。iPhoneのボディがガラス製になるといううわさは2015年1月には既にあった。ガラス製にすることによって、筐体を薄く、軽くすることが可能だ。背面をカーブさせれば、持ちやすくもなる。
さらに、ディスプレイがいよいよAMOLEDになるという。クオ氏はかつて、サプライチェーンの関係からAppleがiPhoneでAMOLEDディスプレイを採用するのは2019年以降になると予測していたが、前倒しした。供給が十分であれば、現行のフラッグシップである5.5インチTFT液晶の「iPhone 6s Plus」の後継モデルとして、5.8インチAMOLEDの端末が2017年に登場するとクオ氏はみている。
ディスプレイサイズは大きくなっても、ベゼル幅を狭くすることで、このiPhoneはiPhone 6s Plusより小さくなるという。
新機能としては、無線充電機能や顔面あるいは虹彩によるユーザー認証機能が搭載されるとクオ氏は予測している。
このうわさは、年内に発表されるとみられる「iPhone 7」(仮)の次の世代にあたるiPhoneについてのものだ。iPhone 7の筐体の素材は現行と同じメタリックで、ヘッドフォンポートがなくなるとみられている。
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