米Googleは4月1日(現地時間)、仮想現実ヘッドマウントディスプレイ(VR HMD)「Google Cardboard」の派生製品「Google Cardboard Plastic」を発表した。
Google Cardboardとほぼ同じ形・サイズで、透明プラスチック製。Virtual RealityならぬActual Reality(現実の現実)を視聴できる。つまり、ありのままの世界をそのまま透明なプラスチックを通して見るだけだ。
もちろん、エイプリルフールネタだが、オリジナルのGoogle Cardboardのページ(こちらも現在はエイプリルフール版になっているが)と比較してみると面白い。
Googleは紹介動画に「現実より現実的なものがあるだろうか? 恐らくない」と生真面目なナレーションを入れている。
VR HMDは米Facebook傘下のOculus VRが「Oculus Rift」の出荷を開始し、台湾HTCの「HTC Vive」も4月に出荷の予定だ。Googleは5月のGoogle I/Oで何らかのVR HMDを発表するとみられている。VR HMDは、動画のレイテンシーや解像度の低さなどを克服して、いかに現実に近い体験を創造するかが課題になっている。
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