米Microsoftは7月22日(現地時間)、クラウドストレージサービス「OneDrive」の新機能を発表した。主に画像認識技術を採用する写真に関するもので、現在Webアプリおよびモバイルアプリで“ローリングアウト”中という。
短期間に同じ位置で複数の写真を撮影してOneDriveにアップロードすると、自動的にアルバムが生成される。米Googleの「Googleフォト」と同じような機能だ。Microsoftのアルゴリズムが高品質だと判断した写真が抽出される。アルバムが完成すると、OneDriveアプリおよびWindows 10の「フォト」アプリからプッシュ通知が来る。
米Facebookの「過去のこの日」のように、日替わりで過去の同じ日付に撮影した写真が表示される。OneDriveの過去のこの日では、多数の写真が時系列に表示される。
「すべての写真」タブで、タグ(#ねこ、#アウトドアなど)、位置情報、絵文字で検索できるようになった。
多数の写真を含むフォルダの表示方法が変わり、フォルダ内の代表的な写真を大きく表示するうようになった。サムネイルも大きくなり、メニューにアルバム作成や共有のための項目が追加された。
Windows 10にMicrosoftアカウントでログインしている場合、「フォト」アプリでアルバムを含むすべてのOneDrive上の写真を表示できるようになった。
モバイル端末でOneDriveへのカメラアップロード機能を有効にしている場合、「Pokemon GO」アプリのスクリーンショットもOneDriveに自動的に保存され、150匹のポケモンが画像認識技術で特定される。「#Pokemon」でスクリーンショットが表示できる他、「イーブイ」などモンスターの名前でも検索できるという。筆者の環境では、まだ完全に日本語化されていないようで、自動的につけられるタグは英語のみだった(例えばイーブイは#Eevee)。
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