Windows 10はMicrosoftアカウントで使うべき?ITはみ出しコラム

» 2016年05月22日 06時00分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]
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 最近Windows 10をやっと使い始めました。仕事用のWindows 7搭載PCとは別に、Windows 10プリインストールのPCを購入したのです。使い慣れたテキストエディタやIME、画像編集ツールもインストールして、今のところ問題なく使えています(このコラムもWindows 10で書いています)。

 windows 10 1 せっかくのWindows 10環境ですが、使い慣れたツールからは離れがたく……

 少し迷ったのは、Windows 10へのサインインにMicrosoftアカウントを使うかどうか。

 Microsoftの説明では「ユーザーがMicrosoftアカウントをWindowsデバイス(バージョン 8以上)に追加すると、Windowsは自動的に、ユーザーがそのデバイスでアクセスするMicrosoftアカウントを使うサービスにサインインさせます」となっています。

 つまり、PCにサインインするのにMicrosoftアカウントを使うと、Microsoftの各種クラウドサービスと自動的に連係できるようになっていろいろ便利です。ですが、それはすなわちMicrosoftに大量の個人情報を提供することになります。

 これはGoogleのサービスを便利に使うために通ったのとほぼ同じ道です。

 Windows 10の音声対応パーソナルアシスタント機能「Cortana」がだんだん気を利かせてくれるようになるのは、彼女がユーザーの利用履歴を覚えているからです。Cortanaに直接言わなくても、Microsoftアカウントでサインインしていろいろなサービスを使っていくと、Cortanaがその利用履歴を蓄積して学習し、好みに合わせたアドバイスをしてくれるようになります。

 MicrosoftアカウントでサインインしなくてもCortanaはいろいろ教えてくれますが、パーソナライズはされません。

 Microsoftアカウントでサインインした場合にMicrosoftが収集する主な個人情報は以下の通り(Microsoftのプライバシーに関する声明より)。支払情報などは、もちろんそのアカウントで支払いをしなければ発生しません。

  • ユーザーの氏名、メールアドレス、住所、電話番号(登録していれば)
  • 認証やアカウント、アクセスに使用するパスワード、パスワードのヒント、類似のセキュリティ情報
  • 支払い関連データ(クレジットカード番号、セキュリティコードなど)
  • 年齢、性別、使用言語
  • Microsoftアカウントで使っているアプリからの情報(例:スポーツアプリで応援しているチーム、チェックしている株式銘柄など)
  • 購入履歴、検索履歴、端末のIPアドレス、端末の識別子
  • 連絡先情報
  • 位置情報
  • メールやメッセージ、ビデオメッセージの内容

 知られては困るようなことは特にないんですが、Google様には既に個人情報を相当さらしていて、また新たにMicrosoft様にもか……というのになんとなく抵抗があります。どんなに立派な会社でも、絶対に情報漏えいしない、ということはないので。

 そんなわけで、今のところはローカルアカウントでサインインすることにしています。

 windows 10 2 ローカルアカウントでサインインしています。今のところは

 でもまぁ、漏えいしたら困るのはクレジットカード情報くらいなので、そのうち便利さに負けてMicrosoftアカウント使いはじめるような気がします。

 Microsoftはユーザーのために、収集している個人データについて説明するページを公開していますので、一度目を通しておくといいと思います。

 windows 10 3 「Microsoftにおけるプライバシー」

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