Googleは8月20日、同社の折りたたみスマートフォンとしては第4世代となる「Pixel 11 Pro Fold」を発売した。同社の直販価格は、ストレージ容量が256GBモデルで27万9900円、512GBモデルが29万9900円だ。カラーはOliveとObsidianの2色展開で、Google ストアに加え、ドコモやau、ソフトバンクでも販売される。今のところ、楽天モバイルでの取り扱いはないようだ。
サムスン電子が先行しているイメージがある折りたたみスマートフォンだが、最近ではオウガ・ジャパン(OPPO)やモトローラなども参入し、間もなくAppleも折りたたみiPhoneを投入するといううわさもある。折りたたみというフォームファクターもだいぶこなれてきており、価格の高さがネックではあるものの、普及期に入ったと言ってもいいだろう。
そのような中で登場したPixel 11 Pro Foldは、どのように変わったのだろうか。筆者は前モデルの「Pixel 10 Pro Fold」を使い込んではいないので、直接的な比較はできないのだが、手元にある「Galaxy Z Fold7」や「Galaxy Z Fold8」と比較しつつ、レビューをお届けする。
Pixel 11 Pro Foldの本体サイズは、折りたたんだ状態で約76(幅)×155.2(奥行き)×10.1(厚さ)mm、広げると約150.4(幅)×155.2(奥行き)×5(厚さ)mmだ。縦方向のサイズはPixel 10 Pro Foldと変わらない。横幅が折りたたんだ状態で0.3mmほど細くなっているものの、広げた状態での変化はない。
また、厚さも折りたたんだ状態で約10.8mmから約10.1mm、広げた状態で約5.2mmから約5mmへと薄くなっている。重量も約258gから約239gへと19gほど軽くなった。Googleは「より薄く、より軽く。それでいて、強度は3倍」としており、よりスリムなカメラバーと再設計されたヒンジを採用したとのことだ。
強度については試用の範囲では判断できないが、折りたたんだ状態での厚みの減少幅が大きいのは、ヒンジの再設計によるものだろう。
本体サイズはほとんど変わっていないが、カバーディスプレイのサイズが6.4型から6.5型に拡大している。ただし、解像度は1080×2342ピクセルで、縦方向のピクセル数はわずかに減っている。これに伴い、アスペクト比が20:9から19.5:9へと変わり、横方向に少し広がった格好だ。
さらに従来のActuaディスプレイから、Pixel Proシリーズと同じSuper Actuaディスプレイとなり、1〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応している。この他、最大輝度は2000ニト(HDR)で変わっていないが、ピーク輝度は3600ニトにアップした。
開いた状態のインナーディスプレイに関しては、8型で解像度2076×2152ピクセルのSuper Actua Flexディスプレイで、Pixel 10 Pro Foldと変わっていない。ただし、HDR輝度が2000ニト、ピーク輝度3600ニトになっている。アスペクト比は1:1.04のほぼ正方形だ。
同じ8型でも、Galaxy Z Fold7(左)と比べるとPixel 11 Pro Fold(中央)は縦がやや短い。Galaxy Z Fold8(右)は7.6型と一回り小さいが、アスペクト比が4:3なのでだいぶ印象が異なる
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