薄型化とカメラ強化が光る「Pixel 11 Pro Fold」徹底レビュー! Galaxy Z Foldとの比較で見えた“正統進化”の真価(3/3 ページ)

» 2026年09月09日 14時00分 公開
[山本竜也,ITmedia]
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純正ケースはヒンジ部も覆う仕様に

 今回、純正ケースも借りたので、こちらも試してみた。全体的な作りとしては従来通りだが、今回のケースはヒンジ部も覆うように変更されている。

Google Pixelsnap対応ケース Pixel 11 Pro Fold用のGoogle Pixelsnap対応ケース。両面テープでの貼り付けにはなるが、カバー側も保護できる仕様だ

 折りたたみスマートフォンのケースでは、カバーディスプレイ側の保護を諦めているものが多いが、Google純正のケースではカバーディスプレイ側もしっかりと保護される仕様だ。そして、これまでのケースと大きく変わったところとして、ヒンジ部も覆うようになっている。

Pixel 10 Pro Foldのケース Pixel 10 Pro Foldのケースはヒンジ部がカバーされていなかったが、Pixel 11 Pro Fold用はヒンジ部も覆う形状になっている

 スマホ本体に固定されているわけではなく、単に上にかぶさっているだけだが、保護としての役目は十分に果たしそうだ。開いた際にもしっかりと保護できている。ただし、開いた状態ではヒンジの保護部分がカバーディスプレイにかかってしまう。普段は問題ないが、背面カメラを使ったセルフィーでは若干邪魔になる。

背面カメラを使ったセルフィー時 背面カメラを使ったセルフィー時には、カバーディスプレイの一部を覆ってしまう点には注意が必要だ

まとめ

 Pixel 11 Pro Foldは、よく言うと細部をブラッシュアップした正統進化、悪く言うと前モデルからあまり代わり映えがしないという印象だ。

 256GB/512GB共に前モデルから1万2400円の値上げとなったが、それに対して得られるのは、約19gの軽量化と3倍の強度、ワイヤレス充電の15Wから25Wへの高速化、そして広角カメラのセンサー拡大だ。

 一方でバッテリー容量は209mAh減っている。薄さと軽さを最優先するなら納得できる交換条件だが、駆動時間を重視する人には割り切りが必要な内容といえる。

 Tensor G6による処理性能の向上も、短期間の試用では直接体感できるほどではなかった。ただし、カメラのアップデートは堅実で、Pixel 10 Pro Foldのカメラに不満を持っているなら買い替えはありだろう。また、折りたたみスマートフォンに興味があり、これから購入を考えているのなら、選択肢としてはお勧めできる1台だ。

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2026年10月25日 更新
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