Googleは8月21日、スマートフォンPixelシリーズの最新モデル「Pixel 10」シリーズを発表した。そのうち、サイズが同じ「Pixel 10」「Pixel 10 Pro」は8月28日発売で、直販ストア(Google ストア)での価格はPixel 10が12万8900円(128GBモデル)〜、Pixel 10 Proが19万2900円(256GBモデル)〜となっている。他にも、NTTドコモやau、ソフトバンク、そして楽天モバイルからも発売される。
この記事では、Pixel 10およびPixel 10 Proがそれぞれ前モデルから何が変わったのか、実機で確認しながらお伝えする。この記事が掲載されるときには、既に購入(予約)しているという人も多いと思うが、これから購入を検討している人の参考になれば幸いだ。
パッケージの仕様は、Pixel 9シリーズから変更はないようだ。正直なところ、Pixel 9シリーズとPixel 10シリーズのパッケージが混ざっていたら、パッと見で判別できる自信は筆者にはない。
一方、本体を包む保護用紙は形状が若干変わっている。また、Pixel 9シリーズにはあったボタン位置などを示す印刷はPixel 10シリーズでは省かれている。使い始めてしまえば、後は見ることがない部分なのでコストダウンなのかもしれない。
付属物に関しては変わりがなく、USB Type-Cケーブルや取り扱い上の注意書き、SIMピンがセットになっている。
見た目に関しては、Pixel 10/10 Pro共にPixel 9/9 Proとほぼ変わってはいない。外形サイズはどちらも約72(幅)×152.8(奥行き)mmで、Pixel 9/9 Proと同じだ。ただし、厚さは約8.6mmで0.1mm厚くなっている。ケースによっては流用できると思うが、アラミド繊維などを使ったぴったりとフィットするケースは難しいだろう。
左からPixel 9 Pro/Pixel 10 Pro/Pixel 10。外形サイズは全て約72(幅)×152.8(奥行き)mmだが、厚さがPixel 9 Proの約8.5mmに対し、Pixel 10/10 Proは約8.6mmとわずかに厚みが増しているまた、外形はほぼ同じでも、実は細かなところで違いがある。わかりやすいのは底面で、Pixel 10/10 Proはスピーカーが2基のステレオ構成となっている。このスピーカーの切り欠きも問題になるので、なおさらケースの流用は無理そうだ。
サイズとデザイン共に共通のPixel 10とPixel 10 Proだが、表面の仕上げには差がある。Pixel 10 Proはマット仕上げ、Pixel 10は光沢仕上げだ。なお、素材はどちらもCorning Gorilla Glass Victus 2で共通となっている。
写真では分かりにくいがフレームの仕上げも異なっており、Pixel 10 Proが光沢(ポリッシュ)仕上げで、Pixel 10がサテン仕上げとなっている。こちらも材質はアルミ製で共通だ。
動画で見る「Google Pixel 10」「Google Pixel 10 Pro/10 Pro XL」 価格は12万8900円〜21万2900円
「Google Pixel 10 Pro Fold」は防水/防じん対応で最新のTensor G5を採用! 価格は26万7500円から
「Google Pixel Watch 4」は充電スタンドと中身を一新! 価格は従来通りの5万2800円から
「Google Pixel 9 Pro Fold」を開封レビュー! 折りたたみ型スマホに感じたメリットとデメリット
Galaxy Z Fold3から「Pixel 9 Pro Fold」に乗り換えました サイズ感が秀逸な“Googleの二代目折りたたみスマホ”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.