3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け(1/2 ページ)

» 2026年03月12日 12時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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 ハイブリッドワークが定着した昨今、どこでも同じパフォーマンスで仕事を進めたいと考えるビジネスパーソンは多い。そのため、自身のパフォーマンスに直結するキーボード選びは慎重に行いたい。

 とはいえ、本格的なメカニカルキーボードは大きくて重いため、持ち運びには不向きだ。そんな悩みを解決する製品が登場する。それがMistel(ミステル)のBAROCCOシリーズから登場した薄型軽量なメカニカルキーボード「AirOne Pro」だ。国内ではプリンストンが代理店として日本語配列モデルを3月13日に発売する。価格は3万1880円だ。

 重さ約398.5g、厚さ約13.7mmというスリムで持ち運びやすいボディーでありながら、「Cherry MX ULP(Ultra Low Profile)」のキースイッチを搭載することでキータッチにも一切の妥協がないという。日本語配列モデルの実機を入手したので、その実力をレビューする。

「AirOne Pro」 「AirOne Pro」(日本語配列)

製品概要

 AirOne Proは、CNCアルミニウム製で、頑丈かつ高級感のあるブラックケースを採用した72キーの日本語配列コンパクトキーボードだ。

「AirOne Pro Black - JIS」 「AirOne Pro」の全容。CNCアルミニウム製で高級感がある

 本機を特徴づけているのはそのサイズ感で、約313.5(幅)×106(奥行)×11.2(最厚部の高さ)mm、重さ約398.5gと、メカニカルキーボードとしては非常にスリムで軽量である。ポータビリティを重視した設計といえるだろう。

AirOne Pro AirOne Proの手前側の画像。指の太さと比べれば、どれだけスリムなのかイメージしやすいだろう。個人的には「ケーキをカットできそうな」という形容詞が思い浮かんだ
AirOne Proの側面 こちらは横から見たもの。手前側と奥側の厚みの差が分かる
iPhone 16との比較 iPhone 16との比較。キーボード手前はiPhone 16より薄い
iPhone 16との比較 少し分かりづらいが、奥側は傾斜をつけていることもあり、厚みがある

 キースイッチとして採用しているCherry MX ULP(Ultra Low Profile)は、ノートPCのような薄型ボディー向けに開発されたもので、ABS製(レーザー刻印)のキーキャップの下にカスタマイズ可能なRGBバックライトを搭載する。

RGBバックライト カスタマイズ可能なRGBバックライトが美しい

 RGBバックライトの設定や、複数キーの同時押しを行う「Nキーロールオーバー」、Windowsキーのロックなどはキーボード単体で行える。さらに「VIA/QMK」にも対応しているので、自由なキーマップのカスタマイズや、オンボードメモリで本体への書き込むことも可能だ。

 対応OSはWindowsおよびmacOSとなっている。Windowsで使う場合は「Fn」+「<」を、Macで使う場合は「Fn」+「>」を同時押しして切り替える。

 切り替わったかどうかは、「LED2」と「LED3」の変化でチェックする。Windowsモードに切り替われば「LED3」が1回青色で点滅し、Macモードに切り替われば「LED2」が1回白色で点滅する。なお、それぞれ切り替わってからしばらくするとカスタマイズで設定したカラーに戻る。

LEDの名称 LEDの名称。「CapsLock」キーの位置にあるのが「LED1」で、スペースキーには左から「LED2」と「LED3」が並ぶ

 端末との接続は、本体にあるUSB Type-Cポートで行う。デスクトップPCで使うのに便利な約1.8mのUSB Type-C to Standard-Aケーブルと、ノートPCでの利用に便利な約30cmのUSB Type-C to Type-Cケーブルが付属する。

付属ケーブル 付属のケーブルは、写真上がUSB Type-C to Standard-Aケーブルと、写真下がUSB Type-C to Type-Cケーブルだ
AirOne Proの背面 AirOne Proの背面にはUSB Type-Cポートが2基あるが、排他接続タイプなので、2台のPCを同時に接続することはできない

 また、グレーカラーの専用ポーチが標準で付属する。モバイルユースを強く意識したパッケージとなっている。

付属の専用ポーチ フェルト生地のような質感の、専用ポーチが付属する。厚みとハリがあるので、AirOne Proをしっかり守ってくれそうだ

 では、早速使ってみよう。

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