ディスプレイは、どちらも6.3型のSuper Actua ディスプレイで、Pixel 10 Proは従来通りLTPOディスプレイ(有機EL)を搭載する。解像度はPixel 10が1080×2424ピクセル、Pixel 10 Proが1280×2856ピクセルとなっている。
リフレッシュレートはPixel 10が60〜120Hz、Pixel 10 Proが1〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応する。カバーガラスはCorning Gorilla Glass Victus 2だ。
これだけを見るとPixel 9/9 Proと変わりないのだが、Pixel 10は最大輝度が1800ニトから2000ニト、ピーク輝度が2700ニトから3000ニトに、Pixel 10 Proは最大輝度が2000ニトから2200ニト、ピーク輝度は3000ニトから3300ニトにそれぞれアップしている。
背面カメラに関しては、Pixel 10は光学5倍ズームの望遠カメラが追加されて3眼構成となった。仕様としては、広角(画角82度/f値1.70/2分の1型センサー/約4800万画素)+超広角(画角120度/f値2.2/3.1分の1型センサー/約1300万画素)+望遠(画角23度/f値3.1/3.2分の1型センサー/約1080万画素)となる。望遠レンズでは、最大20倍の超解像ズームを利用できる。
Pixel 10 Proは、広角(画角82度/f値1.68/1.3分の1型センサー/約5000万画素)+超広角(画角123度/f値1.7/2.55分の1型センサー/約4800万画素)+望遠(画角22度/f値2.8/2.55分の1型センサー/約4800万画素)という構成だ。
望遠カメラは光学5倍ズームこそ変わらないものの、最大30倍の「超解像ズーム」から最大100倍の「超解像ズーム Pro」に進化した。また、活用されているという話はあまり聞かないが、温度センサーも引き続き内蔵している。
カメラアプリでは、新たにGeminiによる「カメラコーチ」を追加した。撮影中にポートレート時の画面右上のカメラコーチアイコンをタップすると、Geminiが起動し被写体を認識。被写体に応じて最適な構図などをレクチャーしてくれるという機能だ。
自分なりの写真を撮りたい、気軽にスナップショットを撮りたいという人には不要な機能かもしれないが、SNSにアップする「映える」写真を手軽に撮りたいという場合には便利だろう。
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