最高裁判所は7月26日、全国の裁判所の敷地を「Pokemon GO」の「ポケストップ」「ジム」から削除してほしいと、運営元の米Nianticに対して、Webサイトを通じて申し入れた。「裁判所は、裁判や、裁判の傍聴などを目的とする方が来庁する場所であるため」という。
Pokemon GOのポケストップは、アイテムが手に入れられるほか、周辺にポケモンが多数出現。ジムはポケモン同士で対戦ができる。それぞれ、プレイヤーが集まる拠点になっている。
Pokemon GOをめぐっては、多数のポケストップがある鳥取砂丘を、鳥取県が「スナホ・ゲーム解放区」として観光誘致に活用する動きもある一方で、出雲大社(島根県)が境内でのPokemon GOを禁止したり、全国のJRや私鉄などが、鉄道施設内にポケモンが出現しないよう運営会社に要請書を出すなど規制する動きも広がっている。
Nianticは公式サイトにポケストップやジムの削除リクエストぺージを設置し、削除依頼を受け付けている。
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