米Facebookは8月26日(現地時間)、米国で提供している「Trending Topic」の改善について説明した。
Trending Topicは、米Twitterの「トレンド」に似た、Facebook上で話題になっているトピックのリストを表示するサービス。2014年1月から米国で提供している(日本では表示されない)。
表示するトピックはアルゴリズムだけでなく、複数のスタッフが表示するかどうかを判断し、表示するものには手動で短い概要を追加してきた。
このサービスに関し、表示されるトピックが政治的に偏重しているとの批判が高まり、Facebookはこれを受けて調査したが、偏重はみられないと報告した上でガイドラインやポリシーを改善した。
今回の改善では、表示するトピックの選択をほぼアルゴリズムだけで決定し、人が関わるのはそのトピックが高品質かどうか(例えばリアルタイムのニュース性があるかどうか)を判断する場合に限定することで、個人の判断が反映されてしまう率を低くしたという。
また、スタッフが追加していた短い概要を止め、キーワードとそのキーワードに関するユーザーの投稿やコメントの数だけを表示する。
キーワードにカーソルを合わせると、オリジナル記事のタイトルと概要が表示される。
米Quartzによると、Facebookはこの変更に伴い、Trending Topicに従事していた15〜18人のスタッフ(正社員ではなくサードパーティーを通じて契約していた)を解雇したという。
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