HDMI規格の啓蒙団体、HDMI Licensingは9月1日(現地時間)、「USB Type-C」ポートと「HDMI」ポートを直接接続してHDMI信号を送信できる仕様「HDMI Alternate Mode(Alt Mode)」を発表した。
HDMI Licensingは専用ページのQ&Aで、対応端末およびケーブルの発売時期はメーカー次第だが、2017年のCES(1月5日から開催)には登場するだろうとしている。
端末がこの仕様をサポートすれば、USB Type-Cポートしかないような端末(MacBookやNexus 5X/6Pなど)でも、動画をHDMI端子のついた大画面テレビやディスプレイなどに直接表示できるようになる。
Alt Modeは「HDMI 1.4b」をサポートするので、例えば4K(フルHD、解像度3840×2160)、サラウンドサウンド、ARC(Audio Return Channel、音声データの双方向伝送)、3Dなどをサポートする。ただし、「HDMI 2.0b」から可能なUltra HD(解像度7680×4320のいわゆる8K)はサポートしない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR