家電ベンチャーのUPQが2015年12月に発売したスマートフォンが充電中に発火し、周辺を焼損する事故が発生したことについて、同社は11月1日に「原因究明中」とコメントした。
消費者庁が10月14日に発表した「消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について」によれば、同社が販売するスマートフォン「UPQ Phone A01X」が充電中に発火し、周辺を焼損する火災が沖縄県で1件発生したという。
この件に対し、同社の中澤優子社長は1日に開いた新製品発表会で、「現時点では事故原因がユーザー由来のものか製品由来なのか不明。現物をお預かりして検査に回している状態で、消費者庁に現状報告している」とコメントした。
製品を回収するリコールの実施などについては「今後の対応含めて経済産業省に指導を受けているが、原因が分からない状態で全て回収するのは違うと指導されている」としており、検査結果を待つ方針だ。
韓国Samsung Electronicsが発売したスマートフォン「GALAXY Note 7」の発火事故が全世界で相次ぎ、身近な製品の事故に消費者の意識が向く中、製品の安全性確保はメーカーの重要課題となりそうだ。
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