ハードウェアを手掛けるベンチャーの英BLOCKS Wearablesは1月18日(日本時間)、必要な機能を取り換えて使えるモジュラー型スマートウォッチ「BLOCKS」の開発資金調達プロジェクトを、クラウドファンディングサイト「Makuake」でスタートした。4万5200円(税込)のコース以上で支援すると、時計本体と4つのモジュール、アクセサリーといった基本セットが届く。出荷は2017年6月を予定している。
BLOCKSは、iOS/Androidに対応する円形のスマートウォッチ。コアとなる時計部分に「エクストラバッテリー」「心拍計」「GPS」「高度、気圧、気温センサー」「LED」「プログラマブルボタン」など、モジュールを接続して必要な機能を追加できる。
BLOCKSは2015年10月にKickstarterで160万ドルを調達済みのプロジェクト。開発は既に最終段階という。通常販売も予定しているが、クラウドファンディングを実施することで、日本のユーザーや開発者から意見を集め、日本初のBLOCKSモジュール開発につなげるのが目的。BLOCKS日本代表の平内優さんは商品ページ内で、「日本で販売するなら、LTEモジュールとFeliCaモジュールが鍵」と表明している。
今後は、SIMカードや指紋センサー、NFC、空気の品質センサー、カメラ、外部メモリ、ストレスレベルセンサーなどに対応するモジュール開発を目指すという。
BLOCKSの実機は「第3回 ウェアラブルEXPO」(1月18〜20日、東京ビッグサイト)に出展されている。
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