京都市、JR西日本、ジェイアール西日本マルニックスは4月21日、JR関西空港駅から京都市内のホテルかJR京都駅に手荷物を送れるサービスの実証実験を、4月22日に始めると発表した。訪日外国人向けだが、日本人も利用できる。料金は荷物1個当たり2000円(税込)。
JR関西空港駅改札内に宅配カウンター「Crosta関空」を設置。京都市内のホテル65カ所、JR京都駅構内「Crosta京都」との間で、荷物を送ったり、受け取ったりできる。Crosta関空には、日本語、英語、中国語に対応する通訳コンシェルジェを配置する。実験期間は9月30日まで。
近年、訪日外国人が増える一方、鉄道駅などで大きな荷物を持ち運ぶ不便をいかに解消するかが課題になっている。国土交通省は、荷物を宿泊先に配送する「手ぶら観光」を推進。昨年9月には、ジェイティービー(JTB)やヤマトホールディングスなどが、羽田空港で荷物の集荷・配送サービスを始めるなど、取り組みに賛同する企業が現れている。
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