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俺様イケメンによる「椅子ドンVR」の衝撃 女性たちをキュン死にさせる(?)VRを体験

» 2017年04月24日 16時36分 公開
[村上万純ITmedia]

 俺様なイケメンキャラがゆっくりとこちらに迫り、「椅子ドン」――埼玉県越谷市のイオンレイクタウン内にある「VR Center」(mori 3階)で、そんな非日常体験を楽しめる。

椅子 俺様キャラが迫ってくる「椅子ドンVR」

 VR Centerは、ジェットコースターや乗馬レースなど11のVR(仮想現実)コンテンツを楽しめる常設型VRエンターテインメント施設。4月24日〜5月14日の期間限定で、スマートフォン向け恋愛シミュレーションゲームでおなじみのボルテージとコラボし、俺様なイケメンキャラと触れ合える女性向けVRを展開する。

レイクタウン 埼玉県越谷市のイオンレイクタウン内にある常設型VRエンターテインメント施設「VR Center」

「TGS 2016」でも話題になった「椅子ドン」再び

 「東京ゲームショウ2016」でも話題になった「椅子ドンVR」は、スマホアプリ「スイートルームで悪戯なキス」に登場する俺様大富豪キャラ 一ノ宮英介が主役。ヘッドマウントディスプレイ「HTC Vive」とヘッドフォンを装着すると、密室の中に英介さんが登場。甘い言葉をささやきながら、顔に触れるかどうかの距離まで近づいたり、椅子に座っているユーザーに向かってドンッと迫ったりしてくれる。

椅子 マジでドンする5秒前の緊張感(映像はご想像にお任せします)

 普段スマホゲームで親しんでいるキャラともう少しリアルに触れ合いたいという人はもちろん、ゲームを未プレイでもドキドキ感と臨場感を味わえるはずだ。

リズムゲームやイケメンが勇者っぽく助けてくれるVRも

 VR Centerでは、「スイートルームで悪戯なキス」と他のゲームがコラボしたVRコンテンツも楽しめる。

音楽ゲーム リズムゲーム「SIMVRHYTHM」は動く椅子と疾走感が魅力

 SIMVRHYTHM(しのびや.com)とのコラボゲームは、コントローラーでリズムを刻みながら、スイートルームで悪戯なキスの映像と音楽を楽しむもの。映像に合わせて専用の椅子が動き、ジェットコースターを滑走しているような疾走感を味わえる。なかなか動きが激しいので、人によっては「リズムゲームに集中するか」「高速で流れてくるイケメンたちの映像に集中するか」の選択を迫られるかもしれない。

映像 画面奥から手前に向かってキャラクターの映像が高速で流れてくる

 サークルオブセイバーズ(PDトウキョウ)は、RPGの勇者のように剣と盾を持って迫り来る敵を倒していくアクションゲーム。両手に持ったコントローラーがそれぞれ剣と盾になり、映像に反映される。今回のコラボは、一ノ宮英介がゲーム内で助けてくれるスペシャルバージョン(その名も「助けて英介さん」)。

説明 サークルオブセイバーズは雰囲気を出すためにマントを着用

 通常、RPGの勇者は果敢に敵をなぎ倒していくものだが、「(イケメンに)守られる勇者になる」という希少な体験ができる。VR初心者や女性のお客さんでも気軽に楽しめるよう、「通常版と異なり、ゲームオーバーにならないようにしている」(しのびや.com担当者)という。イベント期間中は、通常版とコラボ版のどちらを遊ぶかを選べる。

NPC 優秀なNPC(ノンプレイヤーキャラクター)の英介さん登場
英介 いつも英介さんが助けてくれるわけではないので、たまには自分でも戦う
英介 クリア後の記念撮影。ありがとう、英介さん

 プレイ中の様子は、MR(複合現実)技術によって外のモニターに映し出されるため、待ち時間も退屈せずにその世界観を楽しめるだろう。

 ボルテージ子会社であるボルテージVRの玉井謙介社長は、「女性向けVRは、ゲーム性が高いというよりは、短時間で楽しめてストーリー性のあるライトなものにしています。キャラクターに触れてみたいという声も多いです。まだまだVR体験のハードルは高いので、こうしたアミューズメント施設でお客様との接点を増やして裾野を広げていきたいです」と語った。

 イベント開催時間は午前10時〜午後9時。遊びたいVRコンテンツのチケットを券売機で購入する。

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