中国・浙江省(せっこうしょう)で5月23日(現地時間)から開かれている「The Future of Go Summit」で25日、囲碁世界レーティング1位の柯潔(カ・ケツ)九段と、米Google傘下DeepMindの囲碁AI「AlphaGo」の3番勝負第2局が行われた。第1局はAlphaGoが半目差(1/4子)で勝利し、第2局は柯潔九段が投了し、AlphaGoが連勝する形となった。残る第3局は27日に行う予定。
AlphaGoは2016年5月に世界トップ棋士の李世ドル九段との5番勝負で4勝1敗と勝ってから、オンライン囲碁ソフト上でも60連勝を見せるなど圧倒的な実力を見せている。
本戦で用いられているAlphaGoは、「Google I/O 2017」で発表されたAIチップ「TPU(Tensor Processing Unit)」の新世代版を使用した1台のマシンで運用しているという。李世ドル戦時に比べ、計算に必要な電力を10分の1に抑えたという。
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