米Facebookは7月11日(現地時間)、「Facebook Messenger」(以下、メッセンジャー)の「ホーム画面」に表示する「Messenger広告」のβテストを世界で開始すると発表した。1月からオーストラリアとタイで開始したテストの実施範囲を拡大する。
Messenger広告は、iOS/Android版メッセンジャーアプリのホーム画面にのみ表示される広告。ニュースフィード上の広告と同じように、テキスト、画像、誘導用のボタンで構成されており、ボタンをタップすると広告主のWebサイトが開いたり、チャットbotとのチャットが始まったりする。
広告主は「広告マネージャ」と「パワーエディタ」でMessenger広告を作成できる。既存のキャンペーンにMessenger広告を加えることも可能だ。
メッセンジャーで表示される広告としては「広告メッセージ」もある。この広告は、過去にメッセンジャーでチャットしたことのあるユーザーのみがターゲット層になるが、Messenger広告の場合はその制限はない。
Messenger広告の左上には広告であることが明記されており、ユーザーは広告を非表示にすることもできる。
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