プリンスホテルは7月26日、「品川プリンスホテル Nタワー」に、荷物を運ぶデリバリーロボット「Relay」(リレイ)1台を10月上旬から導入すると発表した。
Relayは自律走行型のデリバリーロボット。障害物を回避しながら自動走行し、客室のドアの前まで荷物を届けることができる。エレベーターにも自動で搭乗可能。
客室から電話でオーダーすると、スタッフが「Relay」に荷物をセット。指定した客室前に到着すると、電話で到着を知らせ、荷物が取り出されると自動でロビーに戻って充電を始める。米シリコンバレーに拠点を置くロボットベンチャー企業のSaviokeが開発した。
プリンスホテルは2019年度をめどに、AI(人工知能)などを活用したホテル運営を始める予定。デリバリーロボット導入を通じ、まずはIT運用ノウハウの蓄積を目指す。
(太田智美)
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