米Microsoftは9月1日(現地時間)、「Windows 10」の次期アップデート「Fall Creators Update」を10月17日にリリースすると正式に発表した。
同社は4月、「今後のメジャーアップデートは3月と9月の年2回、定期的に実施する」と発表したが、今回は9月ではなく10月になった。
Windows 10の最初のアップデートは2015年11月、次の「Anniversary Update」は2016年8月、3回目の「Creators Update」は4月11日だった。
これまでのアップデートと同様、全世界のユーザーが10月17日にアップデートできるわけではなく、ローリングアウトしていくとみられる。
このアップデートでは、MR(複合現実)ヘッドセットをサポートし、AI採用のセキュリティ機能、画像アルバム機能の強化、Googleの「マテリアルデザイン」のような設計思想「Fluent Design System」の採用などが予定されている。
MRヘッドセットはAcer、ASUS、Dell、HP、Lenovoが準備しており、これらの販売も10月17日に開始する。
主な新機能については記事末の「関連記事」を参照されたい。
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「Windows 10」のメジャーアップデートは3月と9月の年2回にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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