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» 2017年10月22日 08時00分 公開

生産的な恋バナ(2):ネットの出会いが“取り扱い注意”な理由 (2/2)

[村上万純,ITmedia]
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ネットの情報は多いようで、実は少ない

桃山 森田さん

清田さん 出会いの市場では、しがらみを作ろうとする、真面目な人ほど不利なのかもしれないですね。自分に都合のいい情報だけ出して、適当に遊びたい人はどんどん次にいけるので……。

森田さん (出会いに)疲れたっていう女性の声は結構聞きますよね。婚活は決断疲れしてしまうし。あと、ネットの出会いだと共通の知人や相談できる相手がいないから、1人で戦う孤独感があるというか。

―― ネットは情報が多すぎて疲れそうですね。

清田さん 確かに、ネットの海には情報が無限にあって選びきれないと思いがちですよね。でも、例えばマッチングアプリで会った相手と2〜3回ご飯に行っても、せいぜい「6時間程度の仲」ですよね。男性が開示する情報は限定的なので、実は判断するための情報が少なすぎて決断できないんです。この情報不足という認識が皆さん意外とない。

―― 実は相手のことをよく分かっていないけど、その認識がない。

清田さん 本当は相手の情報をもっと取りにいくという発想でコミュニケーションをする必要があるかなと。

森田さん マッチングアプリや婚活アプリの出会いだと、情報の少ない人がどんどん増えていくので、軽いデータが増えていって重くなっちゃう、みたいな。

清田さん デスクトップの画面みたいに、フォルダがずらっと並んで整理できない(笑)。

―― どのフォルダも大して情報が入っていないけど、フォルダ数だけ増えていく……。

清田さん そうです。それでいきなり音信不通になって、頼れるものが何もないことに気付くんです。気持ちの整理もつかないので、そのままTwitterやFacebookなどのわずかな痕跡を探しにいって……。

―― アカウントを見つけたところで、そこにある情報も限定的ですよね。

清田さん いきなり荒野に投げ出されて……。相手のことが何も分からないから、「また連絡が来るんじゃないか」「もしかして、彼に何かあったんじゃないか」とか期待しちゃうんですよね。自分が嫌われたとは、誰も思いたくないじゃないですか。

森田さん 運命の人だって思っちゃうんですよね。ネットのメリット/デメリットを自覚した上で使ってればアプローチ方法も変わってくると思うんですが。

清田さん そういえば、最近ネット社会ならではの「イマドキだなー」と感じた相談がありました。

―― お、それはぜひ聞かせてください。

 清田さんが、「イマドキだなー」と印象深かったという女性の相談内容とは。次回は明日掲載。

(続く)

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