米ロボット企業Boston Dynamicsは2月19日(現地時間)、商品化を予定している家庭用ロボット「SpotMini」の新しい動画を公開した。アーム付きのSpotMiniがドアを開けようとするのを、人間が様々な方法で阻止するというものだ。
同社は12日、アーム付きSpotMiniがドアを開けて仲間を先に通し、自分も出ていく動画を公開した。これはその続編のようなもの。
最初は棒でじゃました人間が、それでも必死でドアを開けて出ていこうとするSpotMiniの“しっぽ”のように臀部についたベルトのようなものを引っ張ってドアから遠ざける。
動画のタイトルは「頑健性をテストする」となっている。概要によると、SpotMiniが障害に対処してドアを開けて出ていくテストだという。SpotMiniの操作者が遠隔からドアの前に誘導し、「Go」コマンドを送ることでドアを開けようとさせる。
アーム部分についたカメラでドアノブの位置を確認し、ボディの複数のカメラでドアが開いているか閉じているかを判断するという。
ドアから引き離されて止まったSpotMiniに対し、再度コマンドを送る(42秒目あたり)ことで動画の最後には命令通りドアの外に出られる。
概要の最後には、(注意書き:このテストはロボットを怒らせたり危害を加えるものではありません)と書かれている。
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